100万円の借金、リボ払い40万円の絶望から、資産1,000万円へ。エンジニアの僕が家計の『バグ』をデバッグした4年間の記録(完結編)

家計のデバッグ記録

前編と中編では、どん底だった家計を再建し、運用とメンテナンス方法についてお話しました。

[▶︎ 前編:100万円の借金、リボ払い40万円の絶望。家計のどん底から「家計再建」へのスタートラインに立つまで]

[▶︎ 中編:導入した「家計の運用・保守システム」の全記録

後編では、走り出した「仕組み」にもメンテナンスが必要であり、どうやってメンテナンスすればいいのか。そして、どうやって4年で資産1,000万円を積み上げたのかをお伝えします。

2024年:更なる支出のスリム化へ

家計簿による支出の管理と、先取り貯金による黒字化計画のスタートにより、日々の生活も変化していきました。

お金の使いどころにメリハリをつけて、すぐに必要なものか、それとも見栄や欲の為に欲しいのか、後者であれば買い物かごやメモに留めておき、数日後にもまだ欲しいと思うのかどうか。

このように支出の中でも、必要な支出なのかそれともただの消費なのか、この区別をすることで徐々に支出はスリム化していきました。

ここで追い風となったのが、2024年から開始した新NISAです。
もともと学生のころから、つみたてNISAによる貯蓄には挑戦していましたが、1万円つみたててはマイナスになった評価額になったとたん解約する。当時は仕組みを理解していなかったので、この様なことを繰り返していました。今となっては意味が分からないですね。

社会人になり貯蓄習慣として、毎月1万円だけつみたてNISAをしていた私は、一度解約をして新NISAへ移行し、SBI証券で eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の積み立てを、月2万円から再スタートしました。
最初は日々の値動きにドキドキしていましたが、次第に慣れてくるようになり、積立額も2万, 3万, 5万と増え、ボーナスも充てるように。

私が実践した新NISAの取り組み方や参考にしたマインドは、別記事でアップしますね。

さらに、保険の見直しを行い、固定費の削減に取り組みました。
学生の頃に親が契約をしていた養老保険を解約し、新しい掛け捨て保険に切り替えをすることで、月々の支出削減に貢献。浮いたお金を新NISAや旅行の為の資金を確保する。

それ以外にも、スマホも大手キャリアを解約して、私たちに適したプランや金額が選択できるキャリアへ変更
また、普段弁当を持参していましたが、週末におかずたちを作り置きして、前日の夜に炊いた米と一緒に弁当を完成させ、翌朝はそれを持っていくように、時間も有効活用しました。

結果として、2024年は世帯収入は大きく変化していませんが、支出が昨年比で約60万円削減することができ、収支はなんと300万円を達成し、2年連続200万円以上の黒字化を達成することができました。

<2024年サマリー>

黒字達成月
(対収入)
9/12
赤字平均額
(対収入)
約-6.9万円
(1月、5月、9月)
世帯収入
手取り)
約841万円
支出約541万円
年間収支約300万円
総資産額約680万円
/約548万円
(2022~2024年の収支)
/約122万円
(養老保険の解約金)
/約10万円
新NISAの運用益

昨年に続き黒字達成したことにも驚きですが、世帯収入が大きく変化していない中で、支出が大幅に削減できたことにより、収支が300万円の大台に乗ったことには個人的にはとても驚きました。

もちろん貯蓄をする為に、旅行やレジャーに全く行かなかった訳ではありません。
中編では触れていませんでしたが、2023年は帰省に3回、旅行に3回(国内2回、海外1回)、アーティストのライブに3回、好きなプロ野球観戦に3回行っていますし、2024年も帰省に2回、旅行に4回(国内のみ)、アーティストのライブに1回、好きなプロ野球観戦に8回行っています。

実践したことは、私たちに必要なお金は使って、私たちに不要なお金は使わなかった、たったこれだけです。

2025年:日々の積み重ねの先に…資産1000万円を達成

資産が増えるにつれ、日々の生活にもゆとりを持つことができるようになり、人生に余裕を持つことができるようになりました。
また、どれだけ収支を増やせるか、どれだけ支出を削減できるか、ある種RPGゲームのような感覚を持つように変化していきました。

2025年に新たに取り入れたこととしては、資産形成や行動経済学などの本を読んだことです。

私自身、ガッツリ理系で小学生の読書感想文なんかは、夏休み最終日の夜に泣きながら母親に手伝ってもらってたぐらい、文字に対する抵抗感がありました。しかし、2025年に直属の後輩がついたことで、ビジネス書を一つ手に取ったのをきっかけに、お金や人間の癖や行動に資産形成や行動経済学に関する本も手に取るようになりました。

こちらも別記事で順次ご紹介できればと思いますが、資産形成を続けていくうえで必要な仕組みや考え方を取り入れたり消費行動の要因やその分析からお金を使ってしまう人間の癖などを知ることで対策をしたりするのに、役立てていました。

また、このころからエンジニアとしてのマインドも資産形成に取り入れるようになりました。

Zaimのアプリ以外でやったこととしては、スプレッドシートにZaimの結果を転写して、折れ線グラフや棒グラフで各月の収支の可視化と年間の純貯蓄額の可視化したことと、月末に各銀行の残高や証券口座の評価額をまとめたことです。

それぞれの役割としては、Zaimの結果転写は各月の収支や年間の純貯蓄を一目で見れるようにする為、残高や評価額の集計は資産や純資産を把握する為です。

アプリでは”一目”に見ることができず、収支なんてポイントで支払ったりしたら1円単位で合うわけがないと思い、別軸で集計をしていました。
これは、完全に個人的な取り組みなので半分スルーで大丈夫です。数字が溜まっていく快感がやめられなくなって始めたことなので、万人受けはしないと確信しています。

そうして、2023年に導入した「仕組み」を「運用(Operation) & 保守(Maintenance)」し続けた結果、転職という大きなリスクを取ることなく、2025年10月に資産1,000万円を達成することができました。

それでは、我が家の資産遍歴の全容を、2025年の結果と併せてお見せします。

<2025年サマリー>

黒字達成月
(対収入)
11/12
赤字平均額
(対収入)
約-6.7万円
(10月)
世帯収入
(手取り)
約847万円
支出約507万円
年間収支約340万円
総資産額約1132万円
/約1010万円
(2025年までの収支合計)
/約122万円
(新NISAと現物株の運用益)

【我が家の資産遍歴の全容】

2021年6月結婚式
貯金はほぼゼロ
2021年11月不動産の違約金で
約100万円の借金
2022年1月貯蓄開始
資産20万円ほど)
2022年11月リボ払いで約40万円を完済
2023年1月家計黒字化に向けた
仕組み」を導入
2023年7月資産100万円達成
2024年1月新NISAで積み立て投資を開始
2024年10月資産500万円達成
2025年10月資産1,000万円達成

私の考え:家計は「仕組み」で回す(点検・保守・最適化)

会社の経営や、本業であるエンジニアの仕事では、無駄な支出や機器の故障を防ぎ、効率よく稼働させること、すなわち収益の最大化が求められます。 この考え方を家計に転用したのが、私の「家計術」です。

  • 点検: どこに無駄なコスト(ロス)が発生しているかを見極める
    • 家計簿をつけることで現状を把握
  • 保守: 夫婦で無理なく続けられる「仕組み」を維持する
    • 収入ー貯金=支出で先取り貯金
  • 最適化: 浮いた資金を効率よく資産運用へ回す
    • 教養を身に着けることも資産運用(自己投資)の一つ、時々自分たちへのご褒美も忘れずに
    • メリハリのあるお金の使い方

「根性で節約する」のではなく、「自然とお金が貯まる”仕組み”を維持する」
これが、共働きで忙しい私たちが導き出した答えでした。

いかがでしたでしょうか。
まだまだ、改善すべき点や効率よくできる箇所はあるかと思います。しかし、それを見つけて日々最適化することこそが、体系的に家計を運用(Operation) & 保守(Maintenance)することであり、結果として家計の黒字達成に繋がるのです。

そして、この経験を一人でも多くの方に共有し、家計改善の役に立ちたい、ソリューション事業として活用してもらいたいとの思いから、この「家計O&Mコンサルティング」を立ち上げました。

以上が、「私たちの家計100万円の借金、リボ払い40万円の絶望から、資産1,000万円へ。エンジニアの僕が家計の『バグ』をデバッグした4年間の記録」の全容です。

最後に:あなたの家計も『デバッグ』してみませんか?

100万円の借金から1,000万円を築いたエンジニア流の家計管理。 どん底を経験した私だからこそ、あなたの「バグ」を一緒に見つけ、最適な「仕組み」を提案いたします。

このサイトは、皆さんと一緒に育てていければと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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