100万円の借金、リボ払い40万円の絶望から、資産1,000万円へ。エンジニアの私が家計の『バグ』をデバッグした4年間の記録(前編)

家計のデバッグ記録

記念すべき初投稿は、プロフィールでも少し触れた私とお金について、前編後編で深堀りしてお伝えします。

今でこそ、資産1,000万円を超え、日々のコーヒータイムを楽しめるようになりましたが、わずか4年前の私は、人生最大の「バグ」に頭を抱えていました。

まずは、私がどうしようもない浪費家だった頃から、絶望のどん底で「スタートライン」に立つまでのお話です。

学生〜社会人の浪費時代:お金は使うものだと思っていた

私は四国地方の出身で、昔から「お金を貯める」ことが苦手でした。 欲しいものがあればすぐに買う、我慢ができない。そんな学生時代でした。

もちろんお年玉なんて、全部何に使おうかということしか考えておらず、私の親からは「後になって欲しいものが出てきた時のために、少しは貯めなさい」と言われていましたが、当時の私は聞く耳を持っていませんでした。

当時の私を殴りたいですね。

大学入学を機に一人暮らしを始めましたが、ありがたいことに両親からの仕送りもいただきながら、アルバイトで自分の小遣いを稼いでいました。家庭の事情で大学3年生から奨学金を借り、日々勉強に励んでいました。
奨学金については不安があったものの、自分が学びたいと思った工業系だったので、キャンパスライフは充実していました。

しかし、ここでもお金を貯めることができず、洋服を買ったりスノボに行ったりバイクを買ったりして、日々お金を浪費していました。 結局、貯金はほぼゼロのまま社会人になり、上京しました。

社会人になっても、これまでの習慣や考えからは簡単に抜け出せません。給料が入ればあるだけ使い、ボーナスもすっからかん。 挙句の果てにどんぶり勘定。

資産形成の土台が一切ないまま、結婚という「ライフイベント」に突入してしまいました。

人生の転機①:コロナ禍と結婚

上京時、同棲をしていた当時の彼女(今の妻)とは、お金の話をほとんどしていませんでした。 私もお金の管理は苦手だからと、得ていた収入は妻の口座に入れ、管理を一任していました。

しかし、ここで致命的な失敗を犯してしまいます。
「自分専用の口座から引き落とされるクレジットカード」を持ち続けていたのです。

お金の管理ができなかった私は、給料から引き落としで残った分だけを彼女(妻)に渡していました。しかし、渡せる金額は日に日に少なくなっていき、ついに彼女の怒りは爆発。私たちの関係も限界を迎えようとしていました。

転機が訪れたのは入籍後です。幸運にも社宅へ入ることができ、家賃負担はそれまでの半分に抑えられるはずでした。これでようやく立て直せる――。そう安堵したのも束の間、世界中を襲った新型コロナウイルスが、私たちの微かな希望を打ち砕きます。

追い打ちをかけたのが、その直前に重なった私の異動により残業代や手当が減少、さらにコロナ禍によるボーナスの消滅と給料カットが直撃。社宅費が給与天引きだったこともあり、少ない時の手取り額は11万円台にまで落ち込む月さえありました。

「これではまずい」
結婚式を1年後に控えていた私たちは、この頃からようやく「お金を貯める」という行為を意識し始めます。

そして迎えた結婚式。 様々な方面からお金を工面し、ようやく挙げることができましたが、当時の私たちはまだ、本当の意味で「お金の怖さ」を知りませんでした。

人生の転機②:結婚後に向き合って分かった、我が家の「家計のバグ」

結婚式が終わり、平穏な生活に戻った直後のことです。 私たちは勢いで「新築戸建て」を契約するという、取り返しのつかないミスを犯しました。

月17万円という返済額は契約時に認識していたはずですが、その重さに当時は全く無頓着だったのです。 「なんとかなるだろう」と、ここでもどんぶり勘定を貫いていました。

しかし、その支払額は日々のプレッシャーとなり、私たちの生活を徐々に蝕んでいきました。

結局、数ヶ月後に事前に支払った手付金と違約金を合わせて約100万円を支払い、泣く泣く解約。
「契約の重み」も「自分たちの身の丈」も、何も見えていなかったのです。
100万円については、両親に借金をして月の給料とボーナスを切り崩し、返済をしました。

この一件を機に、ようやく夫婦で貯蓄は必要だと再認識し、「お金を貯める」という行動を形にしてスタートさせました。

貯蓄をスタートしてから1年後のある日、もともと財布は夫婦別だった私たちは、改めて家計を突き合わせたところ、衝撃的な事実を突きつけられます。

それは、40万円のリボ払いがあるということです。
素人ながらお金の勉強をしていた私にとって、それは衝撃的なものでした。これからの利息を考えると今すぐに返済をした方が賢明だと判断した私は、夫婦共有のなけなしの貯金を取り崩し、返済をしました。

その結果、夫婦共有の口座は底をつき、貯金はほぼゼロに。

「このままでは、二人で描く未来が崩れてしまう」

この強烈な危機感を共有できたこと。 それが、私たちの家計再建のスタートラインでした。

借金100万、リボ払い40万、貯金ゼロ。 まさに「システムダウン」の状態から、エンジニアの私はどうやって家計をデバッグし、資産1,000万円まで復旧させたのか。

中編では、「家計再建」の第一歩として実際に導入した「家計の運用・保守システム」の全貌を、余すことなく公開します。

[▶︎ 中編:導入した「家計の運用・保守システム」の全記録]

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