なぜ意志の力では貯まらないのか?人間の「クセ」を味方につける家計管理の必読書『行動経済学の超基本』

ライフプラン・考え方

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以前お話しした通り、私たちの家計はもともと「どんぶり勘定」でした。何にどれだけ使っているのか、全く把握できていない状態だったのです。

人間の体で例えるなら、「体調が悪いのは分かっているけれど、どこが悪いのか原因が分からないから、どう治療していいか分からない」という状況に似ていました。

また、私たちは自分の意志でお金を使っているつもりでも、実はその多くが「無意識」のうちに行われています。 仕事終わりのついで買いや、ネットショッピングで「いいな」と思ったら深く考えずにポチりとしてしまう……。そんな経験は誰にでもあるはずです。

家計を改善する第一歩は、まず「何にお金を使っているか」を正確に知ること。そして、自分が無意識に買ってしまう「クセ」の正体を突き止めることです。

この「無意識のクセ」を理解し、無理なく家計を整えるための大きな助けとなってくれたのが、今回ご紹介する『行動経済学の超基本』です。


なぜ家計管理にこの本が必要だったのか

家計簿をつけて支出を「見える化」しても、それだけでお金が貯まるわけではありません。大切なのは、「なぜここで使ってしまったのか?」という理由を知ることです。

世の中には、私たちの「ついつい買ってしまうクセ」を巧みに利用した広告や、お店の工夫があふれています。それに気づかないまま「節約しよう」と根性だけで頑張っても、いつか限界がきてリバウンドしてしまいます。

この本を読んで、「人間はお金に関して、もともと合理的ではない判断をする生き物だ」という前提を知りました。すると、できない自分を責めるのをやめ、冷静に「お金が自然と残る仕組み」を考えられるようになったのです。

家計管理を楽にする「3つの人間のクセ」

本書では多くの心理が紹介されていますが、特に家計管理に直結した「3つのクセ」をご紹介します。

「もったいない」が損を大きくする(サンクコスト)

「せっかく高い入会金を払ったから」「これまで続けてきたから」と、あまり使っていないサブスクやジムを解約できないことはありませんか? これは、すでに支払ったコストに引きずられて、将来の損を広げてしまうクセです。「今の自分にとって価値があるか」だけで判断する大切さを学びました。

「今のまま」を好んでしまう(現状維持バイアス)

スマホのプラン変更や保険の見直しなど、「変えたほうが得」だと分かっていても面倒で後回しにしてしまう心理です。 人間は変化を嫌う生き物だと知ることで、「一度だけ頑張って設定を変えれば、あとは一生お得が続く」という仕組みづくりに注力するきっかけになりました。

「見せ方」で安く感じてしまう(フレーミング効果)

「1万円の服が3,000円引き」と言われると安く感じますが、「7,000円の服」と言われると冷静になれたりします。 お店側の「お得に見せる仕掛け」に気づけるようになると、無意識に財布を開く回数が劇的に減ります。

3. この知識をどう生活に取り入れたか

本を読んで学んだ「クセ」を前提に、私は以下の2点を実践しました。

  • 意志の力を使わない仕組み
    人間は誘惑に弱いもの。だからこそ、毎月決まった額を先に貯蓄に回し、残った分だけで生活する「先取り貯蓄」を徹底しました。
  • 環境の整理
    ネットショッピングの通知をオフにする、ポイント還元に惑わされないなど、無意識に「買わされる」きっかけを物理的に遠ざけました。

まとめ:知識を身につければ、家計管理はもっと楽になる

資産1,000万円を達成する過程で実感したのは、お金を貯めるのは、根性ではなく知識の勝負だということです。

世の中の仕組みや、自分自身の心のクセを知るだけで、無理な我慢をせずに自然とお金が残るようになります。もし今、「頑張っているのにお金が貯まらない」と悩んでいるなら、ぜひこの本を手に取ってみてください。きっと、あなたの家計を救うヒントが見つかるはずです。

この記事でご紹介した本

「意志の力」に頼らず、落ち着いてお金を管理するための土台となってくれた一冊です。家計の仕組みを整える前に読んでおくと、その後の作業がぐっと楽になります。

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