100万円の借金、リボ払い40万円の絶望から、資産1,000万円へ。エンジニアの僕が家計の『バグ』をデバッグした4年間の記録で、私たち夫婦が家計再建の時に実際に使った家計簿アプリ「Zaim」について、ご紹介します。
[▶︎ 前編:100万円の借金、リボ払い40万円の絶望。家計のどん底から「家計再建」へのスタートラインに立つまで]
[▶︎ 中編:導入した「家計の運用・保守システム」の全記録]
[▶︎ 完結編:「家計の運用・保守システム」により「仕組み化」した家計の、4年間の「資産推移ログ」]
シンプルさが魅力だった「らくな家計簿」
私が以前使っていた「らくな家計簿」は、シンプルで素晴らしいアプリでした。
このアプリは非常にシンプルなUIであり、カテゴリも自由に設定できることから、家計簿初心者の方でも馴染みやすいものとなっています。
しかし、一人で「記録」する分には良くても、夫婦で「家計を再建」するには限界がありました。
私たちが家計簿に求めた「4つの必須要件」
アプリ選びにおいて、以下の『家計管理システムの要件定義』を行いました。
そして数あるアプリの中で、この条件に当てはまりそうな家計簿として、候補に挙がったの「Zaim」と「マネーフォワードMe」でした。
【徹底比較】なぜ「Zaim」だったのか

主要な3アプリを比較した結果、僕たちのライフスタイルに最もフィットしたのが 「Zaim」 でした。
| 重要視した条件 | Zaim | マネーフォワードMe | らくな家計簿 |
| 予算設定 | ◎ 非常に詳細 (項目ごとに管理可能※) | ◯ 過去実績から 自動算出がメイン | △ シンプルな 設定のみ |
| レシート読み取り | ◎ 精度が高く爆速 (連続撮影も優秀) | ◯ 標準的な精度 | ◯ 利用可能 |
| カテゴリの自由度 | ◎ 自由に追加・自作 (生活に合わせられる※) | ◯ 中項目の 追加が可能 | ◎ 非常に自由 |
| 夫婦共有 | ◎ ペア家計簿あり (共有範囲を選べる) | ◎ シェアボードあり (共有範囲を選べる) | △ 同一垢での ログインのみ |
※印の機能は、Zaimプレミアム(有料版)で解放される機能です。
結論:Zaimは「攻めの家計管理」に最適だった
「マネーフォワード Me」は投資資産の自動連携に非常に強いのですが、当時の僕たちに必要なのは、「何に」「どれだけ」のお金を使ったかを見つけることでした。
- 現金払いのレシートを爆速でデータ化できる。
- 自分たちの生活に合わせたカテゴリ名で「何に使ったか」を明確にする。
- 予算に対して「あといくら?」を夫婦でリアルタイムに共有する。
このPDCAの回しやすさにおいて、Zaimが右に出るものはありませんでした。
結果として予算とカテゴリの自由度が高くレシートの読み取り機能が優秀だった「Zaim」を選択しました。
加えて、アプリのUIが私にとって非常に分かりやすかったのもアドバンテージになっています。
Zaimの「無料版」と「有料版(プレミアム)」の違い
Zaimの最大の魅力は、「レシート撮影の精度が高い」ことと「無料版でも銀行やクレジットカードの連携数が無制限」という点であり、いずれも無料版でその効果を発揮します。
では、なぜ私たちはあえて「有料版(プレミアム)」を使っているのか?
改めて、無料版と比較してみましょう。
| 機能・項目 | Zaim 無料版 | Zaim 有料版(プレミアム) |
| 口座連携数 | ◎ 無制限(制限なし) | ◎ 無制限(制限なし) |
| データ更新 | △ 順次更新(数日のラグ) | ◎ 即時更新(手動ボタンあり) |
| 予算設定 | △ 全体予算のみ | ◎ カテゴリ別予算(詳細管理) |
| カテゴリ編集 | △ 既存項目の名称変更のみ | ◎ 自由に追加・カスタマイズ |
| 履歴の閲覧 | ◎ 制限なし(全期間検索可) | ◎ 制限なし(全期間分析可) |
| データ出力 | △ 前後 2 年分まで可能 | ◎ 全期間・無制限で出力可能 |
| 資産推移グラフ | × 閲覧不可 | ◎ 全期間の推移を可視化 |
| 広告非表示 | × あり | ◎ 完全に非表示 |
| 特殊機能 | ー | ◎ 医療費控除・ローン計算等 |
最初は無料版を使っていましたが、クレジットカードの使用を一時的に控え、あえて現金をメインに使うことで、「何に」「どれだけ」のお金を使ったかを把握し、自分たちが設定した予算内でやりくりをすること、それこそが家計再建には必須だと判断して、課金をして「有料版(プレミアム)」を使うことを決めました。

「今、予算に対して赤字なのか黒字なのか」が1秒でわかる。これが、4年で1,000万円を達成した原動力です。
私たちが1,000万円を貯めるために、実際にやってみた Zaimの活用術については、別記事でお伝えしますが、実際に私が使用しているZaimのカテゴリや予算設定、資産グラフの見え方をご紹介します。

このように、一目で状況を把握できる環境を整えることが、家計管理を続けるコツです。
まとめ:まずは「環境」を整えることから
家計管理を見直すには、まずは信頼できる「ログ(記録)」と、それを見やすく表示する「ダッシュボード」が必要です。
私たちにとって、その最適解が Zaim でした。
もちろん、投資信託や株の管理にはマネーフォワード系が強いなど、アプリごとに長所は異なります。私たちも、日々の支出管理は「Zaim」、資産全体の管理は「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」というように、役割に応じて「マルチクラウド」のように使い分けています。
大切なのは、ツールに合わせるのではなく、自分たちが最も「家計のバグ」を見つけやすい環境を構築すること。
Zaimは無料で始められます。まずは皆さんの家計に合った「最強のデバッグツール」を探してみてください。
リンクと紹介コード
もし今回の比較を読んで「Zaimで家計を見直してみよう」と思った方は、以下の公式サイトをチェックしてみてください。





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